このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

日本マジック界の底上げと、マジックの文化土壌の実現を。

Email: info@script-m.jp Tel/Fax: 0725-90-7660 9:00~18:00(土日祝日は休み)

10年以上前に制作されたミュージック・ビデオで、カイリー・ミノーグ の Come into my world というものがあります。ファンの間では有名なPVなので、ご存じの方もいらっしゃるかも知れません。初めは何気ない場面なのですが、映像が進むにつれて、何気ない場面はそのままに不思議なことが起こっていく…。まずは見てみてください。

 

 

これを監督したミシェル・ゴンドリーはユニークは映像を撮るので有名なフランスの映像作家ですが、この映像、実はあるマジックが発想の元になっているのです。それも実はスクリプト・マヌーヴァで解説があるもの。それは『ビジョンズ・オブ・ワンダー第1巻』に収録されている「針の穴を通して」です。
 


写真では見づらいですが、針の穴に何本もの糸が通る、というもの。

 

とは言っても、ここでは商品の宣伝をしたいわけではありません。紹介したいのは、発想と発想が繋がる交差点。このマジックは不思議な現象、というよりは不可能物体のようなパズルに近いものです。マジックの解説DVDの中にあって、これをスルーしてしまう人は多いのではないでしょうか。正直言って、僕もこれを見たときは、面白い物があるな、程度にしか思いませんでした(汗)。しかしミシェル・ゴンドリーは同じ物を見て、あんな独創性のある映像を着想してしまうのです。

独創的な現象や演技をどこで着想するかは本当にその人次第。それはその人のセンスやアンテナの張り方、と言ってしまえば身も蓋も無いのですが、身の回りにあるものにはまだまだ今はまだない新しい何かの芽が潜んでいそうです。何に引っかかるかも、その人の送ってきた人生によって千差万別でしょう。

そう思えば、周囲を見る目も変わってくるのではないでしょうか?