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日本マジック界の底上げと、マジックの文化土壌の実現を。

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最近マジックの映画の話題をちらほら見かけますが、来年の公開が予定されているものがもう一本あります。スクリプト・マヌーヴァでも翻訳タイトルのあるリチャード・ターナー主演の『Dealt』です。まずはティーザー第1弾をご覧ください。



彼はギャンブリング・テクニックの名手として知られていますが、ティーザーでも触れられている通り、完全に目が見えません。しかし、あのテクニック、あの正確さ。しかもそれだけでなく、空手6段の腕前だったりします。恐ろしいことに飛行機の操縦席に座っている写真もあります(まさか、操縦を…?)。そんな彼の半生を綴ったドキュメンタリーが、この映画です。ではトレーラーをどうぞ。日本語字幕つきです。



タイトルの Dealt には二重の意味があります。Dealt は Deal の過去形であり、Deal には「カードを配る」という意味と「困難に立ち向かう」という意味があるのです。またリチャード・ターナー本人も「Dはdreams(夢)のD、Eはexcellence(卓越さ)のE、Aはanalysis(分析)のA、Lはloyalty(誠実さ)のL、Tはtenacity(不屈)のTだ」と言っています。

リチャード・ターナー氏に今回の映像の公開許可を求めると、快諾のお返事と同時に以下のメッセージを伝えて欲しいと言われました。

 


日本の友人、ファンの皆様へ。このドキュメンタリー映画『Dealt』の製作を初めて約2年になります。このプロジェクトに関してお伝えしたいことがいくつかあります。


この映像は一流のカメラマン、照明テクニシャン、メイクアップ・アーティスト、企画監督、映像監督、プロデューサーらによって、最新の映像機材とスタジオを使い、撮影されました。レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニーのスカーレット、レッド・ワン、エピックといった機材を使用し、3K、4K、5Kで撮影を行っています。これはTV、映画業界の中でも最高品質の画質を誇る機材です。

マジック・キャッスルでの撮影では4台のカメラを使って私のギャンブリング・ショーを30以上撮影しました。カメラはそれぞれ左右と頭上からテーブルを映し、1台を使って観客の表情を撮影しています。キャッスルでこれだけの撮影が行われたのは始めてであり、そのような機会を与えてくれたキャッスルには大変感謝しています。

しかし私の興味を引き、また想像力をかき立ててくれたのは、縦にしたデックの上辺が右目の前にくるようにして撮影したときです。カメラはデックと私の目を一直線に捉え、その結果、トップから二枚目をディールする様子が私の瞳に映り込む映像が撮れたのです。瞳にファンなどの動きが反射されている映像は素晴らしく、その後も様々な場面で同様の撮影をしました。

我々は300時間以上の素材を3000時間以上掛けて編集しており、その中には現存する最高のマジシャンたち10名以上の映像も含まれています。これは監督やプロデューサーがいかにして最高の映像で私の変わった人生と様々なカード・マジックを切り出してくれたかを示すものです。

『Dealt』は映像の世界に長年関わってきた最高のスタッフによって制作されており、編集スタッフの中には2014年度のアカデミー賞編集部門の受賞者も含まれています。

これは刺激と魅力に満ちあふれたプロジェクトです。カード・ハスラー、ギャンブラー、そしてマジシャンの素晴らしい世界を広めようではありませんか。

リチャード・ターナー




この映画は現在クラウド・ファンディングサイト『Indiegogo』で出資を募っており、5ドル〜7,500ドルの範囲で個人でも出資できるようになっています。各金額に対してインセンティブが設定されており、オリジナル・デックのプレゼントからリチャード・ターナー本人によるプライベート・ショーまであるようです。興味のある方は参加されてみても良いのではないでしょうか。

来年公開の『Dealt』。日本での公開がどのような形になるかはまだ分かっていませんが、早く見たいものですね。最新情報は Facebook ページ(英語)で頻繁に公開されています。

公式サイト:http://dealtmovie.com
Facebookページ:https://www.facebook.com/dealtmovie 
Twitter:  @dealtmovie