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日本マジック界の底上げと、マジックの文化土壌の実現を。

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先日、スクリプト・マヌーヴァで『マキシマム・エンターテインメント』という本を出版しました。これはいかにして自分の演技を自分で演出できるようになるかについて書かれた本ですが、これに関連して先日「自分のマジックを撮影するときに気をつける10のポイント」という記事を見かけましたので、ご紹介します。書いたのはイギリスのプロ・マジシャン、ドミニク・レイエス氏

撮影、と言っても、Youtubeにアップするための撮影ではありません。著者によると、それをしてもお世辞かイヤなコメントが来るばかりで、マジシャンとして成長できることはない、とのことです。今からご紹介するのは、人の前で今より上手に演じられるようになる、そんなチェックのための撮影のポイントです。


1)自然に、リラックスしているように見えているか?
2)マジックを演じていて幸せそうに見えているか?
3)体の動きからは、様々な情報がにじみ出るもの。映像に映っている動きからは、自分のキャラクター、その場の状況、演じているマジックについて、どういう事柄がにじみ出ている?
4)手の動きはリラックスしていて、自然で、明快か?
5)セリフを急ぎすぎてはいないか?明瞭で力に溢れた発声になっているか?声の高さやリズムは一辺倒ではないか?
6)観客とアイコンタクトはとっているか?
7)秘密の動作を行うときに、まごついたりしていないか?
8)場違いだったり、違和感のある要素はないか?
9)演技の要所要所で、観客はどう反応しているか?
10)秘密の動作は、ミスディレクションが一番よく効いているタイミングで行っているか?


筆者は、自分を撮影した映像を見るのは本当につらい、と言います。しかもそこから何か学ぼうとすると少なくとも3〜4回は見返す必要があると。しかしそこから得られる内容は、自分を高めてくれる非常に価値の高いレッスンだと言います。「見るたびに、この10のポイントに注意してノートを取ります。小さい事柄の改善を繰り返すことで、演技がより強固なものに成っていきます。それは新しいネタをレパートリーに追加することとは、比べものにならないほど重要なことなのです」

現場で経験を積み重ねているプロならではの重い言葉だと思います。さらに重い言葉を聞きたい方は、ぜひ『マキシマム・エンターテインメント』を手に取ってみてください。こちらにも素晴らしいことがてんこ盛りで書いてありますよ!

出展:マーチャント・オブ・マジック