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日本マジック界の底上げと、マジックの文化土壌の実現を。

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ハリウッド関係者やスターの中にもマジックのファンはたくさんいます。マジックに関係した映画をいくつか撮っているウディ・アレンは有名ですし、マジックネタが頻出するギャンブラー映画『シェイド』の監督であるダミアン・ニーマンもアマチュア・マジシャン。オーソン・ウェールズもアマチュア・マジシャンとして有名でした。彼が若い頃に自分自身が出演している映像マジックを製作しましたが、デビッド・カッパーフィールドがそれを演じて時を越えた競演をしたりしていますね。

さて、みなさんはニール・パトリック・ハリスをご存じでしょうか?彼は俳優ですが、昔教育テレビで放送されていた『天才少年ドギー・ハウザー』などで主役を演じていました。映画やドラマにも出演していますが、ミュージカル俳優としての認知度の方が高いかも知れません。

先日行われた2015年のアカデミー賞授賞式では、彼が司会を務めました。ミュージカルで培った見事な歌とダンスも披露しながら司会を行ったのですが、彼は俳優の側面の他に、マジシャンとしての顔もあります。マジック・キャッスルに出演するくらいですからさぞかし…と思いきや、出演どころかキャッスルのプレジデントになったことすらあるのですから、筋金入りです。

その彼が今回の授賞式で、予言マジックを演じました。概要は以下の通り。

・式の数日前に、予言をブリーフケースの中に入れ、それをさらに透明なケースに入れてカギをかける。
・ケースはもう外からアクセスできないことを確認してもらってから、カギはプライスウォーターハウスクーパース事務所(世界規模の法律・会計事務所)の担当者に式当日まで保管してもらう。
・式が始まるとそのケースを持ってきてもらい、ずっと舞台の端に置いておく(授賞式の間中、これだけを映しているカメラも用意された)。
・式の最後(最優秀作品賞発表の前)に、プライスウォーターハウスクーパースの担当者に登場してもらってカギを受け取り、カギを開けて中の予言を取り出す。
・予言の中には、式の最中におこったハプニングや俳優たちのリアクションなどが印字されている。

 


これはマジシャンであるニールが企画し、数年前に来日したデレク・デルガウディオをコンサルタントに迎えて考案したものとのことです。

アカデミー賞という世界の舞台で我々に馴染みのあるマジックが演じられるのは、とても嬉しいことです。こういう機会がさらに増えれば良いなと思います。

 

ちなみに彼が出演した、今回のアカデミー賞のTVCMがこちら。

こういう映像は、マジックをする者として、やっぱりちょっと嬉しいですよね。