こんにちは! 滝沢です。
いま7月6日から開催されているマジック界のオリンピック、「FISM」に参加するために、イタリアはリミニまでやってきています。
FISM の様子を現地から紹介していきます。
イベントは朝の8:30から始まるため、本当なら前日にレジストレーションをしたかったのですが、現地に着いたのが夜中の11時。その日はあきらめて、朝早くから会場へ向かいます。
向かうと何やらそれっぽい看板が…。
会場はこんな感じのところです。
2500人規模の大会なので、当日レジストレーションする人でごったがえすだろうと思い、早めの到着。写真が少し黄色いのは、朝の太陽が黄色いからです。早すぎて誰もいません。スタッフの影もなし。同じ事を考えていたとおぼしき数グループがちらほらり。
ロビーもガラガラ。マジシャンらしいポスターが見えますが…あれはトム・マリカ!?まさかのサプライズ登場が…?あったら嬉しいですね。
この後スタッフたちがやってきて色々バタバタしましたが、なんとかレジストレーションを完了。タグをもらいます。
会期中はこれをずっと首から下げて行動することになります。
そしてそのままステージコンテストへ突入。メインステージはこんな感じです。
この他にもディーラーブースや、小さめのイベントのための部屋がたくさん用意されています。ちなみにディーラーさんの数はこんな感じ。
世界中から来ていますね。日本からも数社出店されています。
ところで今回のイベントのオープニングは14時から。しかしステージコンテストは8時30分から。つまり、コンテストは何も前置きなしで突然はじまるわけです。今日はステージ19組が演技を競いました。スタンディング・オベーションも出ましたが、全行程で6日間ある今大会は、まだ初日。明日からの演技も楽しみです。
そしてランチを食べたころに、オープニング・ガラショーが始まります。
会長らの挨拶のあとでショーがあるのですが、まずは一番目のシルヴァンで、
いきなりスタンディング・オベーション。
次のフィン・ジョンで、
再びスタンディング・オベーション。
その次のメイガス・ユートピアで、
スタンディング・オベーション。
ラストのユ・ホ・ジンは、
当然スタンディング・オベーション。
実はこの間にもザビエル・モルティマーやマックス・メイビン、ポール・ダニエルズが出演して彼らもスタンディング・オベーションだったのですが、自分も盛り上がってしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました…。
この時点で夕方の16時。しばらく休憩があって、すぐにクロースアップ・コンテストに突入です。
会場はこんな感じ。
これはまだ準備中のところですね。高台の上で審査員に囲まれて演じるという、すごい状況です。
上のモニタにはズームアップした手元などが映し出されます。
今日は15組の出演。ここでも、初日からスタンディング・オベーションが何組か出るという波乱含みのスタートとなりました。
それが終わると21時過ぎ。
会は、まだまだ続きます。22時からはファット・ブラザーズのワンマン(?)ショーとトニー・モンタナのワンマンショー、さらに数名のマジシャンが合同で行うウルトラ・レクチャーが同時進行、24時からはホアン・タマリッツのワンマンショーとポール・ウィルソンらによる「マジック・アフター・ナイト」というイベントが組まれています。マジック・アフター・ナイトに至っては、終了予定は午前2時。
ちなみにコンテストの途中でもレクチャーが10組ほど行われていましたし、明日のコンテストは8時30分からです。こんなスケジュールがあと5日間ぎっしり詰まっています。まあ、はっきり言って、正気の沙汰ではありません。しかし、これは!というマジックを見てしまうと疲れが関係なくなってしまうのも、また事実なのですよね…。
ちなみに午前0時ごろの会場の外の様子です。
さあ、このテンションでどこまでレポートができるのか!?
できるところまでやります!どこかでダウンしたらごめんなさい!
レポート:FISM2日目
レポート:FISM3日目
レポート:FISM4日目
レポート:FISM5日目
レポート:FISM6日目(最終回)
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