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世界中で読まれている2大マジック専門誌の一つ、Magic Magazine(以降マジック・マガジン)が終了します。これに関しては、二転三転した場面があったので、今回内容を整理してみたいと思います。

10月27日時点での状況は、
・マジック・マガジンは最終号が11月に発売され、それをもって終了とする。
・マジックライブ・コンベンションは2017年に繰り上げ開催。

です。
 



さて、ことの発端は今年8月にマジックライブ最終日に発表された、マジック・マガジン終了のお知らせでした。
マジックライブとは、マジック・マガジン編集者であるスタン・アレンが主催するコンベンション。通常のコンベンションとは一線を画す工夫されたコンテンツが多くあり、FISMより面白いとの声もあるほどです。しかしマジック・マガジンはただ終了するわけではなく、新しい雑誌『マジック・レガシー』を期間限定で刊行するというアナウンスも同時に行われました。

マジック・レガシー誌に関しては、以下のような内容と告知されました。
・マジック・マガジンは300号(2016年8月号)を持って終了。
・新しくマジック・レガシーを期間限定で発行。
・内容は過去に好評だった記事やマジックの再録と、新しいコンテンツを合わせたもの。
・第1号は2016年11月発行で、2018年8月までの間に不定期で25号発行する。発送日は前日に告知されず、サプライズでお届け。
・マジック・レガシーは電子版はなし。
・購読は全号を一括支払い(購入時期により、送料込みで220ドル〜330ドル)。
・購読者には過去に収録されたマジックから傑作を抜粋した小冊子「スクエア・ワン」をプレゼント。
・次回のマジックライブはマジック・レガシー最終号に合わせ、2018年8月に開催。

スタン・アレンは「非常に充実した25年間だった。まだ勢いがあって惜しまれるうちに、締めくくりをしたい。やりたいことは他にもあるのだから」とのステートメントとともにこの内容を発表しました。この発表は驚きとともに迎えられ、その後徐々にレガシーに登場するマジシャンたちも公表されていきました。しかし、9月になって購読予約者に一通のメールが送られます。

■マジック・レガシー刊行キャンセル

マジック・レガシーの刊行が取りやめになるというお知らせでした。その理由は、購読予約者が基準数に満たなかったからとのこと。どんどん新しい情報が開示されて期待が高まりつつあった時期のこの発表は、苦渋の決断だったと思います。それに合わせて、いくつかの変更が告知されました。

・マジック・レガシーの代わりに、マジック・マガジン最終号(301号)を2016年11月に発行(電子版はなし)
・スクエア・ワンは予約者全員にプレゼント
・すでに支払った料金については全額返金か、もう一つのマジック専門誌「ジニー」の購読料金に振り替えられる
・購読者のみアクセス可能な映像ライブラリ「M360」は2016年12月31日まで視聴可能
・次回のマジックライブを2017年に開催

ジニーへの振り替えがあるのは、意外ながらも少し嬉しいところ。なおこの2社はライバル関係といえども仲は良く、ジニーでは以前にスタン・アレンの特集も行っていましたね。

マジックライブの開催が早まったのも嬉しいサプライズ。
開催日:2017年8月13日〜16日
会場:ラスベガス オーリーンズ・ホテル

こちらのサイトでリピーターの参加申し込みは11月30日より、その他の一般申し込みは12月6日より開始です。毎回早い段階で売り切れてしまうチケットですが、今回はこういった経緯もあって早くなくなってしまう可能性があります。来年以降の開催はまだオフィシャルには発表されていません(ただ、マジックライブはこれからも続いていく、というニュアンスはレガシー発表時にありました)。

一つの歴史が幕を閉じましたが、スタン・アレンは新たな展開を構想中のようです。これが新しい歴史の始まりとなることを願って、まずは12月6日の申込開始をパソコンの前で正座して待つことにします。