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日本マジック界の底上げと、マジックの文化土壌の実現を。

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先日岡山で開かれた第9回マジックポットコンベンションにスクリプト・マヌーヴァも参加してきました。その時の様子を皆さんにご紹介します。

 

マジックポットコンベンションはマジックバー「手品家」を経営するマジックポットさんが主催するコンベンションで、若い方がたくさん参加するとても活気あふれるイベントです。今回は特に学生の方が多く、250名程の参加者の内、半数以上が学生ということでした。色んなコンベンションに参加してきましたが、この割合はとても珍しいですね。

マジックポットさん主催のコンベンションということでショーは手品家の方々が出演。バーでお馴染みのベテランマジシャンの方々の個性的な演技と、客席を沸かす楽しいトークでサクサクっとプログラムは進行します。

今年のコンテストは賞金が30万円ということで、国内だけでなく海外からも腕に覚えのあるコンテスタントが参加して非常にレベルの高いものとなっていました。賞金が30万円って凄いですね。

そのコンテストの優勝者は台湾のチェン・ジンホンさん。新潟の日本海マジックコンベンションでもグランプリをとった注目のイケメンマジシャンです。この人はハトの演技はスゴカッタデス。カジュアルな服装でハト出しをするのですが、今までにない方法を使っているようでメチャクチャ不思議です。最初の方で透明のビニール袋からハトを出すのですが、これで観客がグッと引き込まれてしまいます。そこからはハトが出るたびに歓声が上がるのですが、ここまで盛り上がるハト出しも珍しいと思います。何食べたらこんなこと出来るようになるんでしょうね。

表彰式ではマジックポットの代表トリットさんが、「ほい、賞金だよ」て感じで現金を手渡ししていたのが印象的でした。ちなみに彼はこの2週間で2箇所のコンベンションで賞金85万円をゲットしています。85万円って凄いですね。

最後のパフォーマー、ゲストの伝々さんの折鶴をテーマにした演技は凄過ぎました。初めて観る方はその表現世界に衝撃を受けるのではないでしょうか。

封筒から出したカードが一瞬で折鶴に変化し、数羽に増えたかと思うと、紙吹雪となり散ってしまう、そんな繊細で幻想的な演技です。現れては消える鶴、ハラハラと舞い散るカードが、まるで触れれば消えてしまう儚く切ない世界を表現しているようで静かな感動がそこにありました。世界観と表現と道具がハイレベルで融合した素晴らしい手順だと思います。伝々さん曰く、毎回少しずつ改良を加えているそうで、手順はこれからも変化しつづけていく模様です。機会があれば是非、是非ライブで彼の演技をごらんください。それだけの価値があると思います。

 

気がつけば盛りだくさんの楽しいコンベンションもあっという終わりを迎えていました。審査員をされていた日本マジック界の重鎮、小野坂東さんの「大変素晴らしかった。ぜひ今後もがんばってほしい」との言葉が、来場者全員の気持ちを代弁していたと思います。

 

来年10周年となるのマジックポットコンベンション。今から楽しみです。