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日本マジック界の底上げと、マジックの文化土壌の実現を。

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こんにちは、滝沢敦です。
 

私の本業はもちろん字幕翻訳なのですが、趣味でマジック以外の映像に字幕をつけたことが何度かあります(もちろん個人用途で!)。それをしていて思うのが、映画やTVドラマの字幕はマジックのレクチャーDVD翻訳よりも絶対楽だ!という点があることです。


それは翻訳の量。レクチャーDVDは、モノが解説であるだけに収録時間の98%(実感値)はしゃべっています。翻訳の必要がないアクション・シーンや風景シーン、主人公とヒロインが見つめ合ってロマンチックな時間が「ただ流れているだけ」のシーンなんて、マジックのDVDにはありません。延々翻訳した後に出てくる、観客が拍手をする5秒間やチャプターが切り替わるトランジッションの3秒間がどれほど嬉しいことか!あの一瞬がオアシスに感じられるほど、ずっとしゃべっているのです。


そんな中でも、さらに翻訳が大変な3大マジシャンがいます。それはダロー、ジェイ・サンキーそして御大ダイ・ヴァーノン!

 

 

ダローはとにかく早口。しかも内容が濃いだけに翻訳を省略できる部分が少ないのも彼の特徴です。


ジェイ・サンキーはダローに輪をかけて早口。しかもそのまま日本語には直訳できないジョークを連発するので、何度も頭を悩ませました(実は発売まではいかなかったものの、翻訳まではしたDVDがあるのです)。


そしてダイ・ヴァーノン。プロフェッサーの難しさはなんと言っても発音です。撮影された時点でかなり高齢なこともあって聞き取りづらい部分が多くあり、ネイティブの方に聞き取りをチェックしてもらうときもあります。
 


 

とは言え、量が多いからといって毎回作業が大変な訳ではありません。マックス・メイビンやユージン・バーガーはゆっくりと整った英語を話してくれるので、内容が多くてもさほど気になりません。

…自分の中でこのランキングができたのは2011年ごろなのですが、それ以来彼らを超えるマジシャンは出ていないように思います。いつかそんなマジシャンが現れるのでしょうか…(どきどき)。