一つひとつが奇跡級。つなげれば、ショーになる。
メモライズド・デックの新たな可能性を切り開く!
パーティクル・システムとは何か
1組のデックから、観客に“ありえない”と思わせる現象を次々と生み出す。
『パーティクル・システム』は、そんな超不思議なカードマジックを可能にする、新しいメモライズド・デックの原理とマジックの解説書です。
また新しいメモライズド・デックを覚えるのか…と不安になった方。
大丈夫です。
このシステムには、簡単に覚えられる構造と、それだけの価値のあるマジック、応用可能な拡張性が兼ね添えられています。
とは言え、単なるトリック集ではありません。
レギュラーデックでできる現象、メモライズド・デックによって可能になる現象、さらに各種の仕込みを加えることで到達できる現象までを、段階的に体系化。
しかも本書の真価は、個々の手順の不思議さだけにとどまりません。
それぞれをつなげることで、観客の注意を一気につかむオープニングから、強烈な余韻を残すクライマックスまで、ショー全体を構成できるのです。
クロースアップにも、パーラーにも対応。
一発の驚きはもちろん、“流れのあるカードマジック”を手に入れたい人にも最適な一冊です。
12以上の新テクニック、30以上の手順を収録。
また4時間半以上におよぶ映像解説・実演映像も付属(本書内にアクセス情報があります)。
何ができるようになるのか
デック1組で、レギュラーでは不可能としか思えないような現象を、次々と実演できるようになります。
たとえば、
・思っただけのカードを、デックを一切見ずに取り出す
・観客自身に「思い浮かべたカード」をカットさせる
・観客が自由に混ぜたはずの2つのパケットが完全に一致する
・観客が取った枚数を、一瞬で当てる
・クロースアップの奇跡を、そのままパーラー級の見応えに育てられる
それだけでなく、
・配列を崩さずに強力なマジックを演じ続ける
・1組のデックで30分間のフルショーを構成
というように、
「1つ不思議なことができる」だけではなく、「不思議を連続させて、1つのアクトとして成立させる」ところまで見据えられています。
何がそんなにすごいのか
1. 個々の手順が、とにかく強烈に不思議
まず、1つひとつの現象自体が強い。
「そんなことが、カード1組でできるのか」と感じさせる、実戦的で鮮烈なカードマジックが揃っています。
2. つなげると“ショー”になる
本書の特異な価値はここです。
ただのトリック集ではなく、手順同士をどうつなぎ、どう高め、どう締めるかまで見えてくる。
つまり、単発のネタ集ではなく、観客を最初から最後まで引き込むアクトの設計図になっています。
3. メモライズド・デックの可能性を更新している
『パーティクル・システム』が提示するのは、単なるメモライズド・デックの活用法ではありません。
様々なその他の原理を組み合わせることで、従来のメモライズド・デックをより実践的に、より創造的に使う道を切り開いています。
すでにメモライズド・デックを使っている人にとっても、発想そのものを拡張する一冊になるはずです。
メモライズド・デックの新しい可能性を提示
1. 驚異的な習得スピードと効率的な記憶法
このシステムは、他のメモライズド・デックと比較して2倍速く覚えられるように設計されています。
例えば、あるカードが分かれば、そのメイトの位置も自動的にわかる仕組みになっています。
2. スタックを崩さずに演じられる「セグメント」の活用
従来のメモライズド・デックは配列全体に依存することが多いですが、パーティクル・システムはデックをセグメントに分けて考えることができます。
これにより、様々な演技を連続で行うことが可能になります。
3. 物理的な操作と精度の向上
このシステム独自の強みとして、視覚に頼らない高度な操作が可能になります。
例えばデックをテーブルに置いたまま、一切見ることなく指定されたカードをカットして出すことができたり、どんなカードであっても、数秒以内にほぼ完璧な精度で見つけ出すことが可能です。
4. 単発のトリックを超えた「アクト」としての構成
個別の手順だけでなく、メモライズド・デックを最大限に活用した導入、中盤、そして衝撃的な結末が組み込まれているフルアクト3種類が紹介されています。
どんなマジシャンに向いているか
1. メモライズド・デックに初めて挑戦する方
これからメモライズド・デックを学びたいと考えている初心者にとって、最適の入り口になるでしょう。
まず他のスタックに比べて2倍速く覚えられるように設計されており、早ければ3日から5日ほどで習得可能です。
また本書には、一切の暗記を必要としないマジックも紹介されており、スタックを完全に覚える前から実践を始めることができます。
2. すでに他のスタックを使っている経験者
既存のメモライズド・デック(アロンソン・スタックやネモニカなど)を愛用している方にとっても、各種のマジック、原理は読む価値が十分にあります。
例えば著者のジョシュア自身、20年使ったアロンソン・スタックを捨ててこのシステムを構築しました。経験者がメモライズド・デックを切り替える際の心理的なハードルを下げる工夫が凝らされています。
また本書の中で紹介されている多くの技法やマジックは、「スタック不問」であり、今使用しているメモライズド・デックのままでレパートリーを増やすこともできます。
3. プロや実戦派の「ワーカー」
現場で演じるマジシャンのために、極めて実用的に設計されています。
著者の豊富なパフォーマンス経験が配列自体に反映されており、現場で最も力を発揮するよう構成されています。
またプロの現場ではテーブルがない状況も多いため、「すべて手の中」で完結するマジックも多数収録されています。
単発のトリックだけでなく、導入・中盤・結末を備えた完全な30分間のアクトの構成が3パターン提案されています。
4. リスクを最小限に抑えたい慎重派
メモライズド・デックにありがちな「複雑な計算」や「ど忘れによる失敗」を恐れるマジシャンにもお勧めです。
複雑な頭の中での計算や、不確実な「スペリング」によるロケーションを排除した、安定感のある手法が中心です。
またマークド・デックや物理的な仕掛けを組み合わせた「システム」として運用するため、万が一の際のリカバーも容易で、一切見ずにカードを当てるなどの奇跡がより確実に起こせます。
5. 「スタックの維持」を重視する方
マジックを演じるたびに配列がバラバラになることを嫌う方にも最適です。
非常に強力な現象でありながら、演じ終わってもデックの順番が一切崩れない「スタック維持可能」なマジックが豊富です。これにより、演技の合間にフォールス・シャッフルをすることでスタックの存在を完璧に隠蔽できます。
より実用的で、より不思議で、かつ習得しやすい最新のカードマジック・システムを求めているすべてのマジシャンにとって、本書は強力な武器となります。
もしあなたがこのどれかに当てはまるなら、『パーティクル・システム』はまさにあなたのためのコンテンツです。
映像でも学べる
本書には、4時間半以上の解説・実演映像も用意されています(簡易日本語字幕付き)。
文章で理解し、映像で動きと流れを確認できるため、概念だけで終わらず、実際の演技として落とし込みやすいくなっているのです。
「読んでもイメージしづらい」を防ぎ、理解から実践までの距離を一気に縮めてくれます。
パーティクル・デックについて
『パーティクル・システム』を最大限に活用したい方のために用意された、ギミックデック(別売)です。
パーティクル・システムでは、スタックの他にマーキングをはじめとする特殊な仕込みを活かすことで、よりスムーズに、より深くシステムの真価を引き出せます。そのため、フル活用を目指すなら、このパーティクル・デックの使用が最適です。
とはいえ、このデックがなくても本書のほとんどのマジックは演じていただけます。
収録マジックは、99%が以下のどれかに当てはまります。
・レギュラー・デックをスタックすることで演じられるもの
・他のメモライズド・デックでも実演できるもの
・ご自身で簡単に加工する仕掛けを用いるもの
パーティクル・デックはマークド・デックでもありますが、それも必須ではなく、あくまで本番中の安心と精度、スピードを高めるためにのみ使用します。
それでも、
「準備の手間を最小限にしたい」
「すべての機能をフルに活用したい」
という方のために、パーティクル・デックを別売りでご用意しました。
パーティクル・デックの特徴
・パーティクル・システムにすぐ組み直せるニューデック・オーダー
・バイシクル・マンドリンバック仕様(赤)
・マークド・デック
・ギミックとして使える特殊デザインのカード付属
・ギミックとして使える特殊デザインのカードケース付属





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