マキシマム・エンターテインメント ケン・ウエバー

マジシャンが一流エンターテイナーになるための方法論

あなたの演技を圧倒的に面白く

この本はあなたの演技を「圧倒的に面白く」演じられるようにするための本です。人前に立つパフォーマーであれば、マジックが上手にできることは当たり前で、それがどれだけ面白いかがカギになります。「マジックとして成立しているだけで、面白くない演技」を見た経験は、誰にでもあるはずです。これは、あなたがそんなパフォーマーになることを避け、反対に一流のエンターティナーになるための本なのです。

演出家が不在の現状

映画には監督がいます。演劇や舞台には演出家がいます。コンサートには指揮者がいます。マジック以外のエンターテインメントには、パフォーマンスの面白さに責任を持つ役割の人がいるものです。しかし、マジックではそんな役割の人はおらず、大抵自分一人で演技をつける場合が多いと思います。

そのことに不安はありませんか?プロの見識と基準と知見を持った人に演技をつけてもらいたいと思ったことはありませんか?

また面白くない演技を見たとき、もしくは撮影した自分の演技を見たときに、「何かひと味足りない」「面白くないことは分かるけど、何をどう改善すれば良いか分からない」と思ったことはありませんか?

この本を読めば、一流のエンターテインメントと他を分けるポイントがどこにあるのか、自分の演技の何を、どう改善すれば良いのかが自分で分かるようになります。

著者:ケン・ウエバー

ケン・ウエバーは、日本では知られていませんが、英語圏ではこの本の出版により一躍有名になりました。

出版以前も、マジシャンとして10代からニューヨークの国際見本市と契約したり、サイキック・エンターテイナー協会(PEA)でプロフェッショナル向けのセミナーを行ったりと、知る人ぞ知る存在だったのです。

最近もジョシュア・ジェイのショー「アンリアル」で、ジェイからの絶大な信頼を得たコンサルタントとして活躍しています。エンターテインメントを引き出す演出については、彼以上に知っている人物はそういないでしょう。

収録内容

第1章 エンターテインメントを求めて
第2章 不思議に関するエンターテインメントの階層性
第3章 色々なリアクション
第4章 エンターテインメントで成功を収めるための6つの鉄則
第5章 セリフの制作と稽古
第6章 ネタ選びと演技の構築
第7章 身だしなみ
第8章 声について
第9章 言葉に関する技術
第10章 どうやって笑わせるか!
第11章 音響と照明
第12章 音響
第13章 照明
第14章 ショーの前に
第15章 クロースアップ・マジック
第16章 メンタリズム
第17章 観客への接し方
第18章 ショーの最中
第19章 ショーの終え方
第20章 ショーの後で
第21章 そして、最後に…

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マキシマム・エンターテインメント

著者 ケン・ウエバー
翻訳 田代茂
発売日 2015年1月31日
製品仕様 ソフトカバー:309ページ
(3 件のレビュー)

¥4,180 (税込)

マジシャンが一流エンターテイナーになるための方法論

書籍
¥4,180 (税込)

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この商品に関する質問と回答

    マキシマム・エンターテインメント に対するレビュー3件

    1. Noob

      パフォーマーとしてエンターテイナーとして上を目指す方にとって、エッセンシャルな事柄はもとより、かゆいところにまで手が届いた素晴らしい教本です。ただ、あくまでも観客受けを最重視するショービジネスの視点から書かれているので、必ずしも「いちマジシャンとして」重視されるポイントとは一致しません。パフォーマーも、クリエイターも、マニアも、ウケより不思議さのみを追い求めるのも、それぞれマジシャンの在り方でありマジック界に不可欠なものですから、客ウケをあまり気にしない方は手に取る必要はないでしょう。

    2. マニアのはしくれ

      今まで漠然ともやもや感じていたことをケン・ウエバー氏に喝破され、
      ひとつひとつがまさに腑に落ちる思いで、ページをめくるのももどかしく、夢中で読み進みました。

      今まで多くのマジック理論書を読みましたが、本書が文句なしに一番
      実践的かつ説得力のある内容でした。

      どれだけ評判が良くても英語の本というだけで手に取れずにいる
      我々英語難民のために、今後のますますのご活躍を期待しておりま

    3. 喫茶店

      一言で表すなら、マジシャン向け自己啓発本です。

      マキシマムエンターテイメントは、おそらくほとんどのアマチュアなマジシャンが気付いていないであろう「エンターテイメントでの成功法」を著者であるケン・ウエバーが丁寧に教えてくれるものです。

      正直、著者を知らなかったのですが、本書の内容を見れば「納得」し「ぐぬぬ」と言わせるかも知れません。
      これを見れば「確実にエンターテイナーとなる」と言うわけではなく、本に書かれていることを「受け止める」事が出来ればそれは「エンターテイメント」の成功に近づけると思います。

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