あなたのマジックをより不可能に見せるためのワークショップ!
スペインの新鋭、ピポ・ビラヌエバによる「不可能を組み立てる」をテーマにしたオンライン・ワークショップ。
クロースアップ・マジックにおいて不可能はどのように作り上げられるのか?その構造をとき明かします。
人間が「不可能だと感じる構造」を図解したワークシート(51ページ、日本語版)を使用し、ピポのレパートリーを例題として、不可能に見えるためにどのような構造をしているのかを解説。受講者が自らのマジックをより不可能にしていくための考え方と作り方を学びます。
これはカードマジックはもちろん、コインやカップ&ボールを初めとしたすべてのマジックを組み上げるときに強力な武器となるノウハウです。
ワークショップの中では実際に課題も出され、その場で考え、作り、知見を共有していきます。
ピポの構造に関するワークショップは、見逃してはいけない。ガビ、アスカニオやカミロといった賢人らに加え、自ら構築した考え方を整理・分類した内容は、明快で実用的だ。これに参加することは、マジシャンとして向上することと同義だ。この分析方法を学ぶことで、あなたのマジックはより印象的に、クリーンに、エキサイティングになる。必要なことはすべて、エクササイズから素晴らしい考え方、彼の珠玉のレパートリーまで、細大漏らさず解説してくれる。すべてを開示してくれるため、受講者は最大限の恩恵を受けられるだろう。このテーマに関して学べるコンテンツの中では最上のものだ。この価値あるワークショップをありがとう、ピポ。最初から最後まで多大な恩恵を受けることができた。
ミゲル・ムニョス(FISM2018 グランプリ)
セッションでは以下の道具使用します。
レギュラーデックx2、コインx4、キャップ付きのペン、ダブルフェイスカードx1、ダブルバックカードx1
こんな方に向いたコンテンツです
- 既存の手順を自分なりに改案したいが、どこをどう考えれば良くなるのか判断できない方
- 「なんとなく良くなった」ではなく、理由を言葉にして直したい方
- スペイン流の考え方(アスカニオ、タマリッツ、カミロらの系譜)に興味はあるが、入口がわからなかった方
こんな方には向かないコンテンツです
- 今日の宴席で使える、すぐ演じられるタネを1つ探している方。これは現象を教えるコンテンツではありません
理論の話に興味が持てない方も、無理をなさらないでください。ここで扱うのは、演技の裏側にある設計図です。
知っておいた方が良い前提知識
必要なのは、基本的なマジックをいくつか実際に演じた経験です。「作った手順がいまひとつだった」という記憶があれば、なお良いでしょう。その記憶が、講義中に次々と名前を与えられていきます。
言語の心配は不要です。松尾譲治さんによる通訳が入った状態で収録されており、51ページのワークシートも日本語版です。
セッションで手元に用意する道具は次の通りです。レギュラーデック2組、コイン4枚、キャップ付きのペン、ダブルフェイスカード1枚、ダブルバックカード1枚。特殊なギミックを買い足す必要はありません。
ピポ・ビラヌエバについて
スペインのクロースアップ・マジシャン。
彼の魅力は、繊細で無駄のない手つきだけではありません。「なぜそれが不思議に見えるのか」を、他人に伝えられる言葉と図に落とし込んでいるところです。
ガビ・パレラス、アスカニオ、カミロ・ヴァスケス。スペインのマジック理論を築いた先人たちの考え方を踏まえたうえで、ピポは自分自身の分類体系を作り上げました。このワークショップは、その体系を手渡すために組まれたものです。
ある受講者は、こう振り返っています。
「普通のワークショップでは、マジシャンが自分の作品の成り立ちを語り、いくつかの技法を見てもらう。ピポのワークショップはそれ以上だ。スペインのマジックの思考法を学ぶミニコースであり、多くの人にとって変革をもたらす出来事になるだろう」
購入前の不安にお答えします
理論が難しすぎませんか。
51ページのワークシート(日本語版)には構造が図で描かれています。文字だけで抽象論を追いかける形式ではありません。ピポは自分のレパートリーを例題として使い、実際の手順の上で「ここが該当箇所です」と指摘しながら進めます。
すでに理論系のコンテンツを持っていても役に立ちますか。
理論書を読んだことがある方ほど、この形式の価値が分かるはずです。本は読者の作品を診てくれません。ここでは課題が出され、あなた自身が自分の手で解を組み立てます。読んで納得したはずの理論が、いざ自分のルーティンに当てようとすると手が止まる。その断絶を埋めるために、演習の時間が用意されています。
実演で本当に使えますか。
明日の演技で使う新しい現象は手に入りません。その代わり、今持っている手順のどこを削り、どこを足せば観客の前提が変わるかが見えてきます。効果が出るのは、新しいネタを買ったときより遅く、そして長く続きます。
3時間30分は長すぎませんか。
ダウンロード版ですので、一度に見切る必要はありません。むしろ、章ごとに止めて自分の手順に当てはめながら進めるのが向いています。ワークシートを開いて、書き込みながら。
スクリプト・マヌーヴァがこれを選んだ理由
私たちはこれまで、スペイン系の理論を扱った書籍や映像をいくつも日本語にしてきました。その中で毎回ぶつかるのが、「読んで理解した」と「自分の手順に使える」の間にある溝です。
翻訳を出せば、その溝が自然に埋まるわけではありません。読者が自分の手で当てはめる作業をしない限り、理論は知識のまま棚に残ります。
このワークショップを日本向けに開催したのは、その作業を一緒にやる場を作りたかったからです。ピポは講義の途中で手を止め、課題を出し、受講者が考えた解を聞き、その場で評価していきました。理論と実作業が同じ時間の中に同居している。この形式は、私たちが扱ってきたコンテンツの中でも珍しいものでした。
その録画を、当日ご参加いただけなかった方にも届けたい。ワークシートを日本語で組み直し、ダウンロード版として残したのはそのためです。
最後に
マジックが上手くなる方法は、いくつもあります。技法を磨く。新しい現象を覚える。演出を練る。どれも正しい道です。
ただ、「不思議さそのものを設計する」という道は、独学で辿り着くのが難しい。観客の頭の中は覗けませんし、失敗しても「なんとなくウケなかった」としか記録が残らないからです。
このワークショップは、その見えない部分に座標を引いてくれます。座標が引ければ、次に何を直せばいいかが分かる。分かれば、練習が積み上がっていきます。
今お持ちのレパートリーを、もう一段不思議にしたい方へ。腰を据えて取り組める時間を確保してから、再生ボタンを押してください。





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