自分の演出や表現には何かが足りない、そう感じている人はぜひこのDVDをご覧下さい
オカルト的な演出の奥にひそむ汎用性
ビザー・マジックとは、オカルト風の演出で演じるマジックのこと。これが正しく演じられると、単なる「マジック・ショー」ではなく「本当に幽霊や悪魔のような存在がいるのかも…」と思わせるようなパフォーマンスが可能になります。現代でこれをできるのはこの人しかいない、と誰しもが思うユージン・バーガーがビザー・マジックの世界をご案内します。
例えばホーンテッド・デックを例にとって、実際に普通のマジックをどのようにビザー・マジックに仕立て上げるかを詳細に解説。タネや仕掛けの解説は最小限におさえ「どのような点に気を付ければただのトリックを魔法にすることができるか」に焦点を当てた、本格的に自分の演技を作り上げたい方向けの内容です。
ここで扱う演出こそビザー・マジックですが、ここで学べる「単なるトリックを魔法に昇華させるための考え方」や「特徴的な演出を付ける際に気を付けるべきこと」などの知識は、どの分野にも応用ができます。
マジックを本気でオカルトに使う方法
ビザー・マジックの例として、古の呪いの儀式をテーマとした「レトリビューション」を収録。またジェイ・イングリー演じる「ブック・オブ・ゴースト」も同時に収録。双方とも解説はありませんが、ビザー・マジックとはかくあるべしというパフォーマンスが見られます。
また往年のビザー・マジシャン、トニー・アンドルッツィとの対談にくわえ、1988年に製作されたユージン・バーガーがマジックの哲学について語る14分の小フッテージ「マジシャンとの夕べ」も収録。
「こういうマジックは好きじゃないから」と言う無かれ。演出について真剣に考えているマジシャンには必ず大きな発見があるでしょう。
ユージン・バーガーの奇怪な世界へようこそ!
レビュー
レビューはまだありません。