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第2章 初めはここから!テンヨー商品

マジックをしたことがないけれど、簡単なものを覚えてみたい!
そう思ったときの最適な道具をご紹介します。…他社製品ですが!ここで紹介するのは、安心と信頼の株式会社テンヨーより発売されているものです。


ハンカチーフマジック

大きなハンカチが手の中で忽然と消えてしまいます。消えた後もそでをまくって両手をしっかり開き、何もないことを見せることも可能。

同梱されているギミックは様々なマジックに使える応用性の高い道具ですが、観客からは怪しい道具は一切使っていないように見えます。


マネーショック

5枚の白紙が、一瞬で5枚の千円札に変わってしまいます。変わったお札はなんと全て本物!

おそらく「お札を一瞬で変える」というコンセプトとしては一番魔法のイメージに近い変わり方だと思います。

1万円札バージョンもあります。


マジックトランプ

一見普通のものに見えて、密かに特殊な仕掛けがあるトランプです。裏向きでもどのカードなのか分かりますし、任意のカードだけを一瞬で抜き取ることもできます。

付属のマニュアルには、これ一組で演じられる20種類ものマジックが解説されています。

このタネはプロも使っているものですが、もちろん普通のトランプとしても使えるので、一家に一組あるとゲームからマジックまで幅広い用途に使えます!



以上のマジックはどれも簡単で、不思議な現象を楽しめます。しかしここで初めての方は注意を!初心者が必ず守るべきものとして有名な『サーストンの三原則』をご紹介いたします。

サーストンの三原則

  1. タネを明かさない
  2. これから何が起こるか事前に言わない
  3. 同じマジックを続けて行わない
1,タネを明かさない

マジックは秘密があるから不思議なのです。そこを明かしてしまうと、「すごい!」という感動が一気に「なぁんだ」という興ざめに変わってしまいます。

マジックを演じると「どうやってるの!?教えて!」という声がかならず出ます。相手を驚かせた快感で、気も緩んでいることでしょう。「相手が知らない、自分だけが知っていることを明かす」行為には快感があるものです。

しかしここで誘惑に負けて明かしてしまうと、待っているのは「なぁんだ」という興ざめなのです(経験談)。次に会ったときにまたマジックを見せてほしいと言われるかもしれませんが、すでに相手の興味は「不思議な感覚を味わいたい」ではなく、「マジックのタネを知りたい」になってしまっていることでしょう。

相手が食いついてその興味が最高潮に達したところで演技を止められれば、きっとあなたのマジックに対する興味は消えず、「この人なら不思議な感覚をまた味わわせてくれる」という目で見てくれるはずです。

2,これから何が起こるか事前に言わない

これから何が起こるのか分かってからマジックを見るとどういうことになるのか。どれだけ不思議な現象が起こっても、そうなることが分かっているので意外性が失われ、驚きの度合いが予想していた範囲を超えなくなってしまうのです。

可能なら、「こんなことが起こるなんて!」という驚きにぶっ飛んでほしいではありませんか。

3,同じマジックを続けて行わない

「もう一回やって!」も初心者マジシャンがよくもらう言葉です。でもここで気を良くしてマジックを繰り返してはいけません!もう一度あの驚きを体験したい!と思っての言葉なのですが、2度目の驚きは絶対に初めて見たときの驚きを超えません。

また2度目なら、あわよくばタネを見破ってみたいという気持ちも起こるものです。何がどのように起こるか分かっているのでお客さんが注目する場所も変わり、タネが推測されやすくなってしまうのです。

……

以上が有名なサーストンの三原則ですが、それにもう一つ付け加えたいと思います。

・みせびらかし目的で演じてはいけない!

マジックをやると、凄いと思われます。それはとても気持ちのいいもの。

しかしマジックはエンターテイメントです。相手に楽しんでもらうためにやるものです。

自分が凄いと思われたいという気持ちから演じてしまうと、それは上から目線の鼻持ちならないマジックになってしまい、嫌われてしまうもとになってしまいます(経験談)。

上記のポイントにさえ気をつけて演じれば、きっと自分も相手も楽しめる時間になることでしょう。   

素敵なマジックライフを過ごしてください!

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2021年の人気タイトル トップ5

新年が明け、ようし仕事を始めるぞ!と意気込んでいたところに、いきなり三連休が来て嬉しいやら肩透かしをくらったような年始めでした。きっと昨年もそんな感じだったはずですが、まったく覚えていません…。

…というわけで、記憶が消えないうちに昨年の人気タイトルトップ5を発表してみようと思います!

第5位 ハンサム・ジャック:エトセトラ

ジョン・ロヴィックが自身のパーラーレパートリーとともに様々な演出に関する考えを解説した名著。独創的な工夫が随所にこらされており、パーラーでのアクトとキャラクター造形に興味のある方には最適の内容です。

ジョン・ロヴィック演じるハンサム・ジャックが解説をし、それにロヴィック自身が突っ込みコメントをしていくスタイルも、読み物として面白い。

第4位 V2

2019年にリリースしたwhich hand系の手順を集めた『V2』がランクイン。

メンタル的な不思議さと構造の巧妙さを兼ね備え、また道具が不要な手軽さもあって良いマジックが詰まっている本書。前年よりも順位を上げてのランクインでした!

第3位 マスタークラス・ライブ:ルーク・ジャーメイ 前編

これは強く「翻訳出来て本当に良かった!」と思えたタイトル。こういうものを紹介したいがためにこの仕事をやっているようなものです…。

ショーなどではないカジュアルな場で「これは本当に魔法かも知れない」と思わせるためのノウハウが解説されています。

なんといっても本物の魔法ですよ!?パフォーマーのスタンスや価値観に一石を投じる、必見のタイトルです!

第2位 デコーデッド

2人の演者の間で暗号を使うことによって強烈な不思議を作り出す2パーソン・テレパシー。

これを初歩的なものから、プロとしてショーで使っているものまで幅広く解説しています。未見の方は、彼らのパフォーマンスをぜひご覧下さい。

手法が巧妙さで、パフォーマンスも面白いという最高のタイトルです!

第1位 ミスディレクションは存在しない

マジシャン必須のテクニックと言われるミスディレクションを、ミスディレクションの達人であるトミー・ワンダーが否定!?その真意はどこにあるのか?もしミスディレクションというものが存在しないのならば、彼のパフォーマンスを見て引っかかってしまうあの間隔は一体何なのか!?

これも全マジシャンに読んで頂きたい一冊です。


やはり書籍が強いですね…。
これはスクリプト・マヌーヴァのお客様層もありますが、昨年1月にシステムをリニューアルして、電子書籍版がより簡単に入手しやすくなった影響もありそうです。今年はもう少しリリース数を増やして行きたいところです。

というわけで、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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第1章 マジックの3つの楽しみ方

みなさんはマジックと聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?

タキシードを着たマジシャンがハトを出す?大きな箱に美女が入って半分に切られる?またはハンサムなマジシャンが行う華麗なカードさばき?手軽に始められるものから、大掛かりな舞台で行うものまで、そのどれもがマジックです。

マジックは19世紀の初めまでは、呪い師が行う占いや、大道芸人が人目を引くために行う怪しいものでした。しかしフランスのロベール・ウーダンがタキシードを着て上流階級の人たちのために劇場で演じるようになって、今日のようなエンターテイメントとして始まります。

折りしも時代は近代に入り、科学とテクノロジーの世紀になってきます。超能力や魔法などが今より信じられている時代から、科学で様々なことが解明されていく時代を経て、いまではマジックを演じてもそれが「怪しい力」で行われているとは思われなくなってきました。ロベール・ウーダンの時代よりさらにエンターテイメントとして認知されてきたのです。

今では手軽に楽しめる趣味として親しまれるようになりました。

3つのマジックの楽しみ方

マジックには大きく3つの楽しみ方があります。

1、見る楽しみ

やはり、マジックと言えば不思議なものが目の前で繰り広げられる面白さ!エンターテイメントとしてのマジックの本質とも言える部分です。

現代では魔法なんてものはない!と思われています。それにも関わらず、あり得ない出来事が目の前で起こる面白さ。

不思議を楽しめるのは人間だけである、と言われています。テレビやスマホの画面の中でなく、本当に目の前で不思議が実際に起こると、世の中にはまだ様々な可能性があるのだと思い知らせてくれます。

それは子供の頃に感じていた世界の面白さや、すごいことをする人間の可能性を真に迫って再認識できる体験です。ミステリーの面白さやパズルの面白さを感じる人もいます。それを考案し、実現してみせる人間の底知れない可能性も感じることができます。まるでこの世界とは別の世界がどこかにあり、それを垣間見られたような体験。

それはマジックでしか得られない面白さでしょう。

2,知る楽しさ

そんな強烈な面白さを与えてくれるマジック。実は、あなたにもできるのです。もう一度言います。

あなたにも、できるのです。

これって凄くないですか?本当にできるんですよ。

でもどうやって…?という方のために、様々な本や道具が販売されています。おそらく初心者の方が想像する1,000倍ほどの量の商品が出ていると思います。10,000倍くらいかもしれません(もちろんピンキリではありますが…)。

ごく単純な道具でも、そこにはタネと呼ばれる秘密があり、それを運用するコツがあります。

これを知ったときの「人間の脳はこんなことで裏をかけるんだ!」「こんなことを考えつく人ってスゴイ!」という驚きと知的好奇心の充足があります。

3、手を動かす楽しさ

マジックっを演じようとすると、そのためには練習が必要となります。でも構えないでも大丈夫!特に器用でなくてもできるマジックだってたくさんあります。もちろん、何度も指を動かして繰り返し練習しなければできないテクニックもありますが…実はこの練習が、大きな楽しみになることも多いのです。

だってやればやるほど不思議なことができるようになってきて、それを鏡やカメラの録画で確認できる。上手になる課程が目に見えやすいのですから。

カードやコインなどは、ハマったら現象を起こすことそっちのけで技法の練習だけしていることもザラ。その技法が上手になりたいという気持ちももちろんありますが、単純に手を動かしているのが楽しいんです。「いつでもどこでもコインを持って手を動かしている」なんて、マジシャンあるあるなのです。

……

以上、マジックをする上での3大面白さをあげてみました。

もちろん「見るのが楽しいから、タネは知りたくない」など、人によって各要素の好き具合は異なりますが、そのどれもが沼にハマる深さがあります。上級者になると、これに「考案する楽しさ」なども加わり、非常に底が深い趣味と言えるでしょう。

少しでも面白そうだな、と思ったらまずは簡単で安い道具からスタートするのが良いでしょう。

入門編としてはテンヨーさんの商品などがおすすめです。簡単にできるのに、バラエティに富んだ、相手に手渡しもできるクオリティの高いマジック道具がそろっています。

ネットでも面白いマジックの映像はたくさんあります。この時の注意は、手元だけ写している「現象やテクニックに主眼を置いて見せるもの」よりも、プロのパフォーマンス動画を選ぶこと。きっと、マジックというエンターテイメントの楽しさにハマってもらえると思います!

素敵なマジックライフをスタートしてください!

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マジシャン向け?ボードゲーム『オートリオ』で遊んでみた

2022年があけました。皆様はどのような年末年始を過ごされていましたでしょうか?
私は北海道へ帰省して、親族とゆっくり過ごしていました。そこで色々なゲームもしていたのですが、マジックではないですがマジシャン向けか?と思えるような面白いボードゲームを見つけたので、ご紹介します。

オートリオ

詳しいルールは発売元の紹介をご覧いただきたいと思うのですが、ざっくり言うと2〜4人向けの三木並べです。9マスのフィールドの中に「このように自分のコマを置いたら勝ち」と言う並べ方が数パターンあり、ターンごとにそれに向けてコマを置いたり相手の並びを邪魔したりするシンプルなもの。それに大中小の3種類のコマを取り入れることで、ぐっとゲーム展開が複雑になっていきます。

良いゲームのご多分に漏れず、シンプルながら奥の深いプレイが楽しめます…が、まあゲームの面白さ紹介は他ページにゆずりましょう。

どこがマジシャン向けなの?

ここでは何がマジシャン向けなのか、のお話をしようと思います。
キーワードは「ミスディレクション」「アティチュード(態度)」「意識の誘導」あたりでしょうか。

勝つ条件は自分のコマを3つ並べる、というシンプルなもの。マスも9つだけなので見るべき場所も少なく、普通に並べていれば「ここに置いたら勝てる」という最後のマスを簡単に相手に潰されてしまいます。

しかし何度かやると分かるのですが、混戦になると相手のリーチ(あと一手で勝つ状態状態)に気づかないケースが出てくるのです。3つ並ばせないだけですよ?超シンプルです。なのに、気づかない。

先ほども書いた通り、三木並べなので単純に並べていけば、すぐ最後のマスを相手に潰されてしまいます。そのために王手飛車取りのような二重リーチを仕掛けたりするのですが、それも2人の相手に気づかれれば、簡単に潰されてしまいます。理屈では。でもそれに気づかないケースが出てくる。

どのケースも、コマの配置は一目瞭然です。そりゃそこに置かれたら負けるよね、と一目で分かる。でも、気づけない。

そんな状態ですから、負けたら非常に悔しく、勝ったら常にドヤ顔を決められるんですね。

つまり、このゲームはいかに自分のリーチを気づかせないかにかかっているのです。
目の前に堂々とある状態に気づかせないのがキモ…となると、それはもうマジシャンの領分じゃないですか。

このゲームを勝つために使えるマジシャン力

・ミスディレクション

4人でプレイする場合は、4色のコマが林立することになります。それに大中小のコマが入り交じるので、実はリーチだけれどそう見えにくい状態にすることができます。その状態を研究し、意図的に配置していけば気づかれない可能性を高めることができます。

・アティチュード

これは態度のことで、今回で言えば「何気ない態度」つまりポーカーフェイスですね。ポーカーフェイスは他のゲームでも有用ですが、ことオートリオに関してはわずかな表情や声のゆらぎが発生するだけで、致命的なヒントを相手に与えてしまいます。自分が何かに気づいた、何かを狙っている、ほんの少しでもそれが悟られたら、相手はプラスアルファの注意で盤面を確認しにきます。そうすると勝利条件がシンプルであるだけに、簡単に狙いがバレてしまうのです。

・意識の誘導

上記の2つでしたいのが、つまるところ相手の意識を誘導することです。
構造を利用したミスディレクション。相手に意図を読ませないアティチュード。アティチュードに関しては、逆にそれを利用してある相手の手を別の相手に気づかせ、自分の手から意識をそらせるなどの使い方もあり得ます。

このように、オートリオはルール外のいわゆる番外戦術が大きな意味を持つゲームです。手順は手順としてこなし、手順外の様々なサトルティで観客の意識をはずしていくマジックと大きな共通点を感じました。

………

…リストアップするとどんなゲームでも共通する要素だった気がしないでもないですが、このオートリオというゲームではこれらの要素がその他のゲームに比べても非常に強いと感じました。この部分を鍛えることで、マジックを演じるときも手順外の様々な手を使う幅が格段に広がると思います(※個人の感想です)。

マジシャンでもボードゲームが好きな人は多いですよね。
スクリプト・マヌーヴァでも、仲間同士で集まったときにはボードゲームをよくやって遊んだりしています(最近はコロナ禍で集まる機会がめっきり減りましたが…)。
たまにはこんなゲームをしてみるのも面白いのではないでしょうか。オートリオ、面白かったです。

このゲームを勝つために使えるマジシャン力:番外編

アティチュードが完璧であれば、次のような手が使えます。

このゲームでは使えるコマ数が限られているので、「あそこに小を置けば勝てるのに、もう使い切ってしまった」というケースもままあるのですね。

そんなときには、使えるんですよ、スライトが。奥側のマスに大や中を置き、手を戻すときに手前に置いてある小を密かに取ってくるのです。

…はい、ズルです。やっちゃいけません。
でも何気ないアティチュードがしっかりできていれば十分可能です。ちゃんとした勝負でやるのはNGですが、相手と状況を見てトライしてみれば、適切なアティチュードを身につける格好の練習になると思います(笑)。なお、これを実行した際の結果については自己責任でお願いいたします。

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Straight Playing Cards キャンペーンを開始します

プロマジシャンにも評価の高いStraight Playing Cardsとのコラボキャンペーンを行います!

スクリプト・マヌーヴァ公式サイトより対象商品をご注文されると、Straight Playing Cards(白)を1デックプレゼント!

対象商品:DVD、書籍(Amazon.comを経由するものを除く)
期間:9/15(水)まで

※プレゼントは1回の注文ごとに1デックとなります。
※プレゼント用デックがなくなり次第キャンペーンは終了させていただきます。

Straight Playing Cardsとは?

マジシャンがマジシャンのために考えてデザインしたデックです、
『気軽に使い倒せる、現場最適化されたデックが欲しい』その思いを胸に、様々なマジシャンの声から、マジックに最適なデックをデザイン、生産工場から再設計。
日々寄り添う、『ちょうどいい』デックを目指します。

公式サイトはこちらより。