究極の不可能を体現した傑作カードマジック!
衝撃のトリプル予言カードマジック!
並み居るマジシャンが驚愕する現象です。トレーラーで観客をしているアンディ・グラッドウィンはヴァニシング・インクの創設者であり、今まで星の数ほどのマジックを見てきているマジシャンですが、その彼がどれほど驚いているかに注目してください。
もしカードマジックが奇跡を起こせるとしたら、まさにこのようなものになるでしょう。それでいて、驚くほど簡単に演じることができます。
レギュラーデックのみで行える究極の不可能をお楽しみください。
現象
まず「観客がマジシャンの心を読む」と言って、カードボックスの下に予言のカードを置きます。
次に、もう1枚のカードを裏向きでテーブルに出し、観客に自由にカードの名前を言ってもらいます。
テーブル上のカードをめくると… 一致してはいませんが惜しい結果になります。
例えば観客が「スペードのエース」と言ったのに、出されたカードは「スペードのキング」です。
もう一度行うと言って、マジシャンはカードを1枚裏向きに出します。
今度は観客が「ハートのクイーン」と言ったところ、出したカードは「ダイヤのクイーンでした。
またしても近いけれど、外れではあります。
最後のチャレンジとして、同じようにマジシャンはカードを1枚裏向きに出します。
観客が好きなカードの名前を言います。例えば「クラブの3」だったとしましょう。
しかし、まだ卓上のカードは見ません。
代わりに、最初に置いた予言のカードをめくると、そこには3つの予言が書かれています。
・1つずれている
・マークが違う
・完璧に一致
最初の2つは確かにこれまでの結果と一致します。
そこで最後にテーブルに置いたカードをめくると…そのカードは見事に観客の宣言した「クラブの3」そのものなのです!
注意点
正直に書くと、トレーラーでの演技結果は「最も理想的なケース」のものです。このトリックの手法は観客の行動によって結果が変わるため、毎回トレーラーとまったく同じ展開になるわけではありません。
これはいわゆる「プロバビリティもの」。つまり、どのようなケースでも確実に不思議な現象は起こせるが、観客の行動がうまくハマった時には本当にあり得ない絶対不可能現象にすることができる、というものです。
どのようなカードを言われたとしても、最終的な現象は変わりません。一般の観客には、常にトレーラーと同じ衝撃的な現象として見えるでしょう。
マジシャンとしては、理想的なケースをなるべく再現したいものと思います。そして、それを起こす可能性を高めることは可能なのです!そのために必要な情報をポール・ウィルソンが丁寧に解説をしていきます。
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